年に一度アルプスでテント泊をする、を目標に2023年行ってきたのは新穂高〜双六ルートピストンでのテント泊!かつてない長いルートに苦戦…

スタートは駐車場の戦い
世間は連休中、スタートの日は9/17。
連休の真ん中である

空いてる日などは登山口近く、有料のP3やP4に。
宿泊予定の方は無料がオススメなのでP5が最有力候補である。
我々も夜中到着し、車で仮眠後スタート予定であった…
日が変わる前、同じパーティの人からのLINEで緊張が走る。
『駐車場マジで空いてないぞ』
私はとてもヘタレなので、登山口の目の前が駐車場というシチュエーションが大好物。むしろそれだけで山に登らなくても達成感がある(笑)
そんなやりとりをメンバーと行いながら、なんとか空いてる駐車場をゲット!
P7である。
かなり傾いた地形での車中仮眠をした後、メンバーはみんなバラバラの駐車場だった事もあり…
新穂高センター前に4時30分に集合となった。
停めた駐車場、P7からヘッデン付けて下りスタート…
表記の20分では無理(笑)
地形的に常に湿って、滑りやすい急な下山道。危険‼︎

北アルプスは全域で登山届提出とのことなので、確実にここで出しておきましょう!
気温は10度台前半
体感温度は基本的にバグっているので、すでに短パンに半袖シャツと、インシュレーションベスト(笑)
メンバーが揃い、ここからスタート。
私と妻は1泊2日で双六テント泊、他メンバーはさらに槍ヶ岳で、1泊ルート。
新穂高センター スタート
最初は緩やかな上り舗装路からの、じゃり道。
のんびりウォーミングアップ程度で、1時間ほどなくして到着、
“わさび平小屋”

ここで1発休憩を取られる方が多く見られた。
我々もここで持ってきた朝食をモグモグと。
コーラがキンキンに冷えているのを確認し、帰りに絶対飲むぞ!と朝は我慢。
さすがに停滞すると冷えてくる為、防寒着を羽織る。
今回のザック パーゴワークス/バディ33

写真を整理して気がついたんだけど…
パッキング時の写真が全くない‼︎
この時期の1泊2日程度だと概ね容量に困ったことはない。
- 防寒着 雨具
- 2人テント一式
- エマージェンシーキット
- 調理器具
- 寝具
- カメラ
- 食料と水分
余裕で収まっています。とりあえずは体感温度がバグってる人だと認知しといてください(笑)
カメラと水分で重量が増して10kg超えてました。

望遠レンズなんて持って行くのが失敗だったね‼︎
登山道はじまる

小池新道みたいです。
過去に登山される方から聞いたのは、
新道と名がついているところは
『しんど〜い』から、”しんどう”になってるそうで…
どの新道もキツイとの事。
この辺りは川沿いを歩き、山からは流れ出た水が道を濡らしていたり、涼しく歩けた。
ルート上には山小屋が定期的に立ち寄れるようになっていて、ある程度は補給が出来そうなんです。
いつもの如く水分は1.5ℓ背負い、湧き出た水を常に浄水器に拾うようにしている。
この日も事前情報と、昨年行った同行者の助言により小池新道始まりから90分ほどでドバドバ水が流れている秩父沢があるのだと聞かされていた。
朝日がのぼり、登山道にも日差しが当たり出すと…7時にも関わらず立ち止まっているだけでも汗が噴き出る。
順調に歩み、とりあえずドバドバの沢での休憩&給水を目指す。
……。
朝8時なんすけど、
秩父沢までにすでに熱中症ぎみ(笑)
スポドリと水を流し込み、なるべく直射日光を避け…
なんとか秩父沢へ到着‼︎
秩父沢
先に到着していたメンバーが休憩をとっていた。

給水ポイントはどこですか?
…
……。
見当たらないのです。
なんといつもはドバドバと水が流れている沢が、2023年のこの日程付近だけは渇水により全く水が流れていないのであった。
余分な水なんていらないから!
沢で水汲めば余裕だから!
なんて言葉は信じちゃダメ!絶対ダメ(笑)
だいたい30分に500ml消費で組んでいた行程が終わりを告げました。
次の鏡平小屋まで150分予定…
残りの水分500ml❗️
もう鏡平小屋までの記憶がありませんね(笑)
たぶん遠くで誰かが、おいでおいで…、と呟いていた気がする。
鏡平小屋

よし、鏡平小屋ついた!
池?
一瞬だけスマホでパシャっとして、そっこーで小屋に!
なんせ水分0mlなんだぜ
急いで自販機で1本、スポドリ‼︎
座って、2本目もカラカラの身体に染み込ませた。
生き返った‼️
普段絶対食べない、かき氷も飲み物のように流し込んだ。
鏡平小屋は楽園である。
水1L補給し、さらにペットボトル1本も追加して我々の目的地、双六小屋へ…
弓折乗越

鏡平小屋からここまでは、ザレた急騰。
水分の補給さえ出来てしまえばこっちのモン!足が攣りまくるメンバーを引き上げながら、最後の上りをこなした。
稜線まで出てしまうと、太陽が隠れ、風が吹くもんで寒い。
さあもう少し!
弓折乗越から双六小屋までは素敵な稜線歩きです。
この辺りから時間を気にしながら、
ランチ!ビール!ランチ!ビール!
を、合言葉に足早に(笑)

山間に大きな小屋が見える。
“双六小屋”である
小屋のさらに奥に見える山は、よく知らないけど(笑)
めちゃくちゃ雰囲気ある!

テントまあまあ多いっすね。
ここまできたら、もうすぐ!
後ろの山カッコ良いな〜、なんて話しながら平坦な道を駆けてゆく。

双六小屋
到着‼︎
長かった!熱中症との戦いも終わった!
生きて…ここまで来れたんだ。
早く…、
早くビールを!

麦を感じる前に、飲み干してしまった(笑)
そそくさと受付を済ませて、テントを建て、着替えをしてから、小屋での軽食を…

美味い‼️
とりあえず小屋の目の前なので、ビール2缶追加で食事と共に流し込む(笑)
腹が膨れ、よく飲んで、ここまでこれば、もうやる事がない。
各自、仮眠タイムが入る。
それにしても双六小屋のテント場は大きな石もなく、全体的に平坦である。ペグが刺さりにくいことも無く。
食事も豊富、ビールもたくさん!
総合して、めちゃくちゃ良い小屋です!
山ネズミ?がたくさん走り回ってますが気にしない(笑)
天空の滑走路
日の暮れる前に、一瞬でも晴れ間が出ないかと期待しつつ…
双六岳を目指す!
コースタイムは60分ほど。
荷物もほぼ無く、回復しきった身体ではスイスイ。
今回の山行の目的はもちろん、天空の滑走路!
双六岳までの登りでは、オコジョが住んでいるみたいで、見つけるたびに足が止まってしまう。どうせこのガスの中だし上まで行っても何も見えないんだろうな〜。

オコジョは山のアイドルかな?
こんな可愛い動物がいるなんて

ブロッケン現象なんかも楽しみながら、滑走路を歩く。
まだ周りの山は何も見えない(笑)
目指す双六岳すら見えないのである。
遠くの空から雲が抜けるタイミングがありそうな気がしてきた。

勝ち取った‼️
他メンバーは双六岳を目指す中、1人で三脚を立て雲が抜けるタイミングが一瞬!
これだけで、来て良かった〜
暗くなるまでずっと粘っていたかいがあったのだ。
あとは晩飯と寝るだけ!
ちなみに私は双六岳山頂まで行っていません(笑)
特に山に興味が無いので、ビールと良い景色があれば満足なんです。
テントに戻り、担いできた晩飯タイム。テント場に似つかない焼肉屋ばりのジュージューと音を立ててしっかり火を通す。グループ登山の良いところは1人1人何か持ってくると豪華なご飯になること(笑)
鶏肉、豚肉、牛肉と焼肉祭りである。
一通り食べて、ビールを飲んだところで睡魔が…。
寝る準備だけ早めに済ませて、お開きの合図を待つ前に就寝。
妻とのテント泊なので比較的暖かいのである。ギア編は次回!
テント泊は何回か行ってるが、ここまで行程の長いのは初めてだった2人。それでも辿り着けたのは周りの支えもあったからだろうか、、。
そんなの考える間もなく、熟睡し朝を迎えることになる(笑)
続き←こちらギア編


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